Thursday, July 28, 2011

どこでも靈氣

わたし、やっぱり靈氣好き。


靈氣って、漢字をみるだけだと、おどろおどろしくって、知らない人にとってみると
「真理ちゃん、変な宗教にハマった。」なーんてて思われるのかもしれないけど、
全く気にしませーん。 


治療を受けてみると、ほんとわかるんです。効くってことが。


懐疑心一杯でも、西洋医学派であっても、どんなに疑っても、文句いっても、
信じなくっても、効くんです。




この前、主人の家族、三世代20人総勢で、3泊4日のキャンプに行きました。
それはそれは、冒険一杯のキャンプ。


出発1時間後に、うちのポンコツトラック、故障なり。 



牽引トラックが来て、救助。
危うく、キャンプに行けないとこだった。

親戚一同の助けのお陰で、なんとかキャンプ場に到着。

すると、主人のお父さん、おなかの調子が悪いと、なんとなく
ダレてる。

左がお父さん

その横では、姪が頭が痛いとのことで、お母さんが靈氣をしてる。






そんな感じで始まったキャンプ、日が照るかと思うと、大雨は降るし。雨の中のバーベキューもみんな一緒なら、楽しいもんです。




ところが、お父さん、2日目に入っても、まだ調子が悪い。靈氣やったら効くんだけどなー、と思いつつ、今年71歳になるお父さん、靈氣の事は、悪くは言わないけど、絶対信じてない。
「そんなもんは、効かん。」と心では思ってる感じ。


2日目の朝、
「靈氣やったら、きっと調子良くなるから、もしやって欲しかったら言ってね!」
って、押し付けがましくないように言っといた。


その日のランチ前、まだ調子悪くて、
「このまま気分が悪かったら、僕はおばあちゃんと一緒に、一足先に帰るよ。」
なーんて弱気になってる。


周りの家族のほとんどは、靈氣が効くってことわかってるし、お父さんの娘(私の義理の姉)も、靈氣を習ったくらいだから、みんなが声をそろえて、
「マリに靈氣やってもらいなよ。」って言ってるから、お父さん引けなくなってしまった。


「じゃ、ちょっとだけお願いしようかな。」


ということで、
お父さんは椅子に座り、私は30分ほど、お父さんのおなかに手を当てました。


30分たったころに、
「もう充分ですか?」
って聞いたら、お父さん
「もう限界だよ。ははは。」だって。 


苦しめてる〜?  んなことない。


「ちょっと部屋に戻って、ゆっくりされたらいいですよ。そしたら、すーっと気分がよくなってくるから。」
とだけ言って、解放してあげました。


その間、姪、甥、義理の姉、兄達は、こーんなことやって遊んでました。


靈氣トレイン。シュッシュポッポ。

アレルギーで、目と鼻が腫れてしまった娘に、お母さんが靈氣をし、頭が疲れている
お母さんに息子が靈氣をし、それを見た叔父が「頭良くなれよ。」と甥に靈氣をし、
それをみた甥が「髪の毛抜けるなよ。」と叔父に靈氣をし、それを見た姉が、
「親に反抗するなよ。」と弟に靈氣をし。
注)この中で、靈氣をきちんと習っているのは、列の2番目の義理の姉と最後に居る姪のみ。でも、
こーんな風景、素敵じゃないですか?


 そして、靈氣好きの私は、キャンプ場にまでマッサージテーブルを持ち込み、
靈氣をする。




数時間経ってから、お父さんが戻って来た。あら、顔色が良さそう。


「俺が持って来た、ワインはどこだ?」と早速、大好きな赤ワインを飲み始めた。


私はせっせと巻き寿司を作ってたのだけど、お父さん、ふらりと台所に入って来て、私が
一人でいるのを見計らってか、後ろ向いて、ワインをつぎながら


「なんていうか、レキっていうのか、ライキっていうのか知らんが、あれ、
効いたようだ。気分がいいよ。明日も泊まる事にするよ。 ありがとね。」


って一言言い残して、出て行きました。

お父さん、左から4番目。こーんなニコニコ顔。

晩ご飯の時には、
「ワインが効いたのか、すっかり気分が良くなったよ〜!はっはっはっ!」
とご機嫌。


親戚達はは後からコソコソっと


「あれ、絶対靈氣が効いたよ。間違いないよ。ワインじゃないって。」


って言いに来てくれました。



これが靈氣の良い所。


電気いらない。
錠剤やカプセルもいらない。
コンピューターも電話もいらない。
特別な部屋もいらない。
バンドエードもいらない。
家でも、フェリーや飛行機の上でも、オフィスでも、
無人島でも、
うるさくても、暑くても、寒くても、
とにかく、習うだけで簡単にどこでも出来る。



どこでも靈氣。


Wednesday, July 13, 2011

私にできること

私の髪、とても長いんです。
正確にいうと、長かったんです。


こんなに長くなったのは、ただ単に、この日本人が少ない町、チリワックでは、
満足できるヘアスタイリストさんに出会わなかったから。

1999年にカナダに来たときは、ショートヘアだったんです。で、そのスタイルを
保ちたかったのだけど、髪をカットにいく度に、

”ガビーン!”

なんて髪型なの〜! メグ・ライアンの写真持ってったのに、
昔の中学生段カット〜? 

シャギー、じゃなくって、ザク切り?

ってことで、何度か試した後
「カナディアンは、日本人の黒髪、切れないのね。」
ってことに氣がつきました。





日本に居るときには、「髪の毛、細くて、柔らかくて、切りやすいですね〜!」って
いっつも言われて、いつも満足してたのに。


こっちに来てからは、超粗い極太髪。まそりゃ、カナディアンのフワフワヘアに比べれば、そりゃ、極太ですよ。そんなフワフワヘアのカットで慣れてしまっている、カナディアンのスタイリストは、黒髪のスタイルは出来ないらしい。


そんなこんなで、髪を切るのが怖くなり、カットに行くくらいなら伸ばしてた方が、安全だわ、ってことで、この6、7年長いまま。 去年は、一年カットしてないです〜。



シャリーン、って感じ。


ある日、髪の長かった友達が、突然短くしました。

何で切ったの?って聞いたら、

「髪の毛、寄付したんだー。」

"ピカッ"

これだー、私もやる〜!


髪の毛が寄付できるなんて、知らなかった〜!

調べてみると、いくつかルールがあることを知りました。

- パーマはダメ。
- 染めた髪もダメ。
- 20センチ以上ないとダメ。
- 白髪は全体の10%以下

全部、合格です〜!なにせ、ヘアサロンには、行かないから、パーマはなし、カラーリングもなし、40センチはあるし、白髪ゼロ。

ということで、ジャジャーン! 長かった髪、切りました〜! わざわざバンクーバーまで行って、日本人経営のヘアサロンで、日本人のスタイリストさんに、日本語の会話をしながら、楽しく切りました〜!


この40センチの髪の毛の中に、いろんな思い出や知識が詰まっているような感じもするけど、そんな思い出も、学んだ事も、みーんな私の心に残ってる。





私の髪の毛が、一つでも多くのウィッグ(かつら)を作るのを
サポートできますように。そして、抗がん治療や、アロペシア(脱毛症)で
髪の毛を失ってしまった人の手に届きますように。