Saturday, September 10, 2011

また一歩

この9月から、私にとっては新しい生活が始まります!







そう、5歳の末っ子くんが、キンダーにあがります。日本で言う、幼稚園の年長さんは
カナダではキンダーガーテンとして、義務教育の一貫。
キンダーに上がるまでは、プレスクールといって、行っても行かないでもいいような、
保育園のようなシステムがあるけど、たいてい1週間に2〜3回、一回2時間なので、
送って行ってちょっと買い物に行くと、もう2時間経ってしまうので、一人の時間を楽しみたいという願望は満たされない。。。。


ということで、今年からうちの一番下も学校に行き始めるので、一日6時間も
子供が家に居ない時間が出来ます。



どーしよーーー! 何しよ〜〜〜! 何から始めよ〜〜〜!


上の子が生まれてから9年9ヶ月。最初の4年は、妊娠しているか、おっぱいあげてるかのどっちか。そんな時期から、子供達が今の9歳、7歳、5歳の年齢まで、家の中には、いつも誰かが居て、私が何かしようとすると
「ママーお腹すいた〜!」とか、「ママー絵の具でお絵描きしたいから、準備手伝って!」とか、
友達から電話がかかって来て、おしゃべりをちょっと楽しもうとすると、
「ママー、頭打って鼻血が出た〜!」とか、要らなくなった洋服をまとめて寄付に持って行こうと準備している先から、「あ〜!これは私のお気に入りのシャツー。」とかで、引っぱりだされたり。
ピアノの練習しようとすると、横から「ママー、キラキラ星の曲弾いて〜。」とか、編み物しようとすると、「教えて〜。」とか。


あーだこーだと、忙しく、振り返ると全く一人で一つの事に没頭するということが、
この9年なかったなー。没頭すると「無視している」って勘違いされるし。




そして、他の家族とバーベキューパティーとかしようもんなら、一つの会話を最初から終わりまで完結することは、まず、ない。
途中から会話に参加して、徐々に内容を把握しながら会話に馴染んで来た頃に、
「ママー、ケチャップが手についてベタベタするから、洗うの手伝ってー!」
で、ケチャップのついた手を洗い終わった頃には、前の会話は完結していて、次の会話が始まってる。。。


そんなこんなで、これから一日6時間もの時間を、自分の為に人の為に思いっきり工夫して
使えるということに、戸惑いすら感じている今日この頃。




子供達の学校関係で知り合ったお母さん達には、
「最初の2ヶ月だけ、ボランティアに誘わないで〜!一人の時間を思いっきり楽しんでみたいから!」
なんていう、自己中心的なリクエストも宣告したりして。


とにかく、キンダーには徐々に慣れさせて行こうという、学校制度の気遣いから、
最初の日は2時間、そして、二日目は4時間、三日目は5時間、そして、やっと4日目から6時間。


息子、学校の前で得意げ。


決まった上履きとか、ないのだけど、室内用の靴に履き替える。


自分の名前のあるフックに、バックパックをかける。


輪になって、先生の顔を見て話を聞く。
えぇ、うちの息子、全然聞いてない。
目の前にある、お魚の絵に没頭してるし。


下の子は、末っ子らしくって、ほんとマイペースなので、学校生活、
大丈夫かなー。
ま、私自身も末っ子で超マイペース、しかもスローペースだったけど、今こうやって
しっかり大人になってるので、なんとかなるでしょ。